出産という一大イベントを無事に終えて、待ちに待った赤ちゃんとの生活がスタート。
小さくてまるで天使のように可愛い赤ちゃん、産後はどんなに楽しい生活が待っているのかと思いきや・・・
「赤ちゃんが泣いてばかりで辛い」
「家事が全然できなくて大変」
「赤ちゃんとどう過ごせば良いのか分からなくて不安になる」
など、考えていたよりも精神的、身体的にも負担が大きい、苦しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
二児の母である私自身も、寝ない&泣き続ける赤ちゃん、家事との両立、退屈そうにぐずる赤ちゃんとの日中の生活に悩み、試行錯誤の毎日を送っていました。
このページでは、そんな試行錯誤の中から誕生した、赤ちゃん向けYoutube動画
『ピカブーきっず〜オノマトペシリーズ〜』
をご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ!
- 赤ちゃんが泣き止まなくて困っている
- 赤ちゃんがぐずって家事ができない
- 赤ちゃんが退屈そうだけど。何をしてあげれば良いのか分からない
- 赤ちゃんの言葉の発達や脳の発育に何か良いことをしてあげたい
上記のようなお悩みを持つ方は、まず百聞は一見にしかず、赤ちゃんに下記動画↓を見せて反応を見てみてください!
(・・・お許しいただける場合は、下記再生リストから幾つか、赤ちゃんの好みに合うものが無いか、再度試していただけると非常に嬉しいです↓)
以下では、上記のような動画を作成している『ピカブーきっずch』、その中でも特にご好評いただいている『オノマトペシリーズ』について、
そのこだわりなどをご紹介したいと思います。
なぜ赤ちゃんが動画に集中するのか?なぜ面白そうに笑っているのか?
気になる方は是非チェックしてみてください。
ピカブーきっずch【オノマトペシリーズ】の赤ちゃんのための5つのこだわり
1:赤ちゃんの心や脳、言葉の発達を促すオノマトペ
オノマトペは、雨が降る音を「ザーザー」、犬の鳴き声を「ワンワン」、うさぎが跳ねる様子を「ぴょんぴょん」など、実際の音や状態、動きなどを表現した言葉です。
日本語では、擬音語、擬態語などと言われます。
生まれたばかりの赤ちゃんは当然言葉を理解することはできませんが、ことばを音として楽しむことはできます。
最初の内、赤ちゃんは、オノマトペの面白い音の繰り返しを耳で楽しんでいます。
赤ちゃんがオノマトペを好きなのは、パパやママと早くお話ししたいから!?
また赤ちゃんは言葉はまだ分からなくとも、ママやパパなどの大人たちとコミュニケーションを取る楽しさはよく分かっていて、
様々な方法でパパやママと意思疎通をしようとしています。
そのために大人が話す「ことば」を赤ちゃんも少しずつ学ぼうと脳が働き始めます。
オノマトペは、音や動きを表すのに使われますが、例えばカエルが跳ねるのに合わせて「ぴょんぴょん」、ボールが転がるのを見せて「コロコロ」というと、
目で見ている状態と言葉が一致しやすいのはなんとなく分かると思います。
ココがポイント
実は、赤ちゃんにとってもそうで、視覚的な情報と言葉を結びつけやすいオノマトペは、赤ちゃんが言語を習得するのに効率的な役割を果たすと言われています。
最近の研究で、赤ちゃんにオノマトペを聞かせると、脳の実際の音を聞き取る働きを持った部位だけでなく、言葉を聞き分ける働きを持った、聴覚野の幅広い部位が活性化することが分かってきました。
つまり、赤ちゃんがオノマトペを好むのは、耳で楽しんでいるだけでなく、この言語を学ぶ過程で、赤ちゃんの言葉の習得、脳の発達に役立っているからなんですね。
実は私がオノマトペの効果に気づいたのは、日中寝ない&抱っこしてゆらゆらしていないと延々と泣き続ける&お風呂もドライブも大嫌いな長男との壮絶な闘いからでした。
抱っこしてないと泣く赤ちゃんは珍しくないと思いますが、お風呂嫌いな赤ちゃんは少し珍しいですよね。
お風呂の間大号泣の赤ちゃんに、ガラガラを振ってみたり、歌を歌ってみたり、オルゴールを流してみたり・・・。
色々試してみましたが、一番効果があったのは「キラキラキラ〜シャワシャワシャワ〜リンリンリンリン」などのオノマトペでした。
呟いていると、不思議そうな顔をして泣き止むんですよね。
オノマトペは大人のやる気も引き出す!?
また、実は近年、オノマトペを使うと脳の「やる気」を司る部位が活性化するという、脳科学者のレポートも出始めており、コーチング、ビジネスの場などでの利用についての研究も進んでいます。
「仕事バリバリ頑張るぞー!」「最近メキメキ力がついてきたなー!」
など、自分や他人への声がけにオノマトペを組み込むだけで、やる気の出具合が違うのだそうです。
オノマトペは、赤ちゃんだけでなく、大人にも不思議な効果を発揮するのですね。
2:赤ちゃんが見えやすい色へのこだわり
生まれたばかりの赤ちゃんはまだまだ視力は未発達、色は白・黒・グレーしか認識できません。
生後1週間あたりから色が認識できるようになり、最初は「赤色」、その後徐々に黄色や緑などの色が見え始めます。
生後4ヶ月頃にはほぼ全ての色が認識できるようになりますが、視力は0.03程度。
1歳頃でも視力は0.1〜0.2で、まだまだ淡い色合い、パステルカラーなどは見えにくい状態です。
【オノマトペシリーズ】では、上記を踏まえ、赤ちゃんに認識しやすい白、黒、赤を基本に、明るい原色をコントラストに配慮しながら使用し、赤ちゃんの見えやすさにこだわっています。
3:赤ちゃんが楽しめる画面構成
赤ちゃんの有名な視覚の研究について、1960年代の心理学者R.Lファンツの新生児視覚的選好(好きなものを見る選好注視)実験というものがあります。
この実験により、赤ちゃんは、ただの円よりも模様をよく見ること、目、目、口の人のような顔を最も好んで見ることが明らかになりました。
生後数ヶ月の赤ちゃんが、アンパンマンなどの顔のイラストを見て笑ったり、服やカーテンなどのしましまや水玉を赤ちゃんがじっと見つめていたりします。
大人にとっては不思議に感じますが、赤ちゃんにとってはきっと面白く見えているのでしょうね。
【オノマトペシリーズ】では、赤ちゃんが好んで見る水玉、しましま、ギザギザなどの柄、人の顔、様々な図形を画面に散りばめ、赤ちゃんが楽しめる画面を工夫しています。
4:赤ちゃんが飽きない映像変化
上記のファンツの新生児視覚的選好実験では、赤ちゃんは、静止画よりも動きのある動画をより好んでいることも明らかになりました。
そこで赤ちゃんが飽きずに楽しめるよう、静止時間をできるだけ無くし、赤ちゃんが目に追いやすい速度に気を配りながら、アニメーションを作成しています。
また、赤ちゃんが画面全体を眺め終わって、飽きてしまうことを考慮し、1〜2分で画面全体をリフレッシュして新しいものに替えるようにしています。
5:睡眠導入に繋がるように、最後は「おやすみなさい」の物語
【オノマトペシリーズ】は、睡眠導入として、赤ちゃんが寝る前に見ることも想定しています。
最終章は少しずつ音や視覚の動きを弱め、最後は眠くなるようなゆったりとしたアニメーション&「おやすみなさい」のフレーズで毎回終了するようにしています。
自然の音や生活音が中心で、歌や音楽などはほぼ入っていない為、なかなか赤ちゃんが寝ない時、ねんね前の睡眠導入の動画としてもおすすめです。
おすすめの使い方&対象の年齢について
ママやパパが、赤ちゃんの為に、動く絵本をオノマトペと併せて赤ちゃんに語りかける姿をイメージし、
以上ご紹介した5つのこだわりをもって、オノマトペシリーズは作られています。
おすすめ使い方&ポイント
- ママやパパが時間がある時は、一緒に動画を見ながら語りかけたり、動画を無音にして我が子の好きそうなオノマトペを声に出してあげる
- ちょっとの間家事をしたい時、赤ちゃん一人でも楽しみながら、同時に心や脳を育てられる
そんなアニメーション動画です。
また、このオノマトペシリーズは月齢の低い赤ちゃんでも見ていただけるように、単純な色彩を使った、ゆっくり目なアニメーションです。
赤ちゃんの視力が発達し、様々なものが見えるようになってくると、恐らくこのオノマトペシリーズでは物足りなくなってくると思います。
その場合は、3Dのアニメーションやおもちゃの実写動画、車や歌のアニメーションなど、赤ちゃんの好みに合った動画をYoutubeで探してあげてください。
視聴者様の声
大変有り難いことに、Twitterで動画についてコメントしてくださっている方がいらっしゃったので、幾つかご紹介させていただきます。
https://twitter.com/ramen0411/status/1528363490884603904
絵本を読み聞かせてたらオノマトペで爆笑するから調べたら赤ちゃんってオノマトペが好きなのね
⬇️の動画流しながらオノマトペ言うとめっちゃ爆笑してる笑https://t.co/Lw4I8KoZ8h— meeeeco❀11m (@mochipink) March 8, 2022
1日1本と決めて見せている娘のお気に入り動画。色んなオノマトペに触れて、娘が好きなオノマトペを知れて楽しい☺️
新生児から◎【赤ちゃんニコニコオノマトペ】赤ちゃん泣き止む 喜ぶ 笑う 寝る 音アニメ!生後すぐから認識しやすい白黒赤★- Onomatopoe... https://t.co/DnsT6lPIJF @YouTubeより
— marina (@anemone_1221) February 12, 2022
ココに注意
赤ちゃんに動画を見せる際に気を付けたいポイント
Youtubeの動画だけでなく、全ての映像メディアについて言えることですが、長時間の視聴や、映像を見させたまま赤ちゃんを放置してしまうことは、赤ちゃんの健康や安全にとって良くありません。
長時間の視聴、近距離での視聴などは、赤ちゃんの視力に悪影響を及ぼす可能性もありますし、動画を見せてばかりで、ママやパパとのコミュニケーションが減ることは、赤ちゃんの共感性等情緒面の成長の機会を奪うことにも繋がります。
加えて、親が長時間目を離すことで、赤ちゃんがテレビに近づき過ぎて頭をぶつけたり、怪我をすることも。
赤ちゃんに動画を見せる際は、どうか下記に注意して、上手に使ってくださいね。
チェックリスト
- 画面が近すぎないか(画面の大きさにもよりますが、できれば2メートル以上離れて見せるようにしましょう)
- 赤ちゃんがテレビに近づいて怪我をする恐れ等、周辺に危険なことは無いか(柵などを設置してテレビを倒すなどの危険がないようにしましょう)
- 長時間の視聴になっていないか(できれば1回見終わる毎に休みを取りましょう)
チャンネルを作った経緯
先にも少し書きましたが、うちの長男は日中眠りが非常に浅く常に抱っこして揺らしていなければ泣き続ける赤ちゃんでした。
新生児からうつ伏せ状態で顔を上げれるようになる6ヶ月頃まで、朝から晩まで抱っこ紐で抱っこしてバランスボールで揺れ続ける毎日でした。
生後3週間頃からなんとか夜8時〜朝5時の間はベットで寝てくれるようになったので、日中に全くできなかった家事をヘトヘトになりながら夜片付けて布団に倒れ込むという生活でした。
抱っこせずとも泣き止む方法が無いか、毎日模索していた過程で、赤ちゃんは視力が弱く、モノクロ、赤や黄色などの派手な色で、且つ動きのあるものが好きであることを知りました。
そして自分でもパネルや人形などを用いて実際に試し、確かに事実であることを確認しました。
そこで早速Youtubeでモノクロの赤ちゃん向け動画や、生後まもない赤ちゃんでも楽しめる動画が無いか探したのですが、2019年当時はどんなに探しても求める動画には出会えませんでした。
その後次男が生まれ、産前産後で長男を保育園に預けさせてもらっていた数ヶ月、長男との6ヶ月の日々を思い出し、急に
「あの時自分が欲しいと思った動画が、本当に赤ちゃんに気に入れらるのか試してみたい。次男が小さい今しか試せないぞ。」
という気持ちがムクムクと沸き起こり、次男がお昼寝中(次男はお昼寝もベットの上でできる赤ちゃんでした)にコツコツ作業して、10日ほどかけて動画を作りました。
そして実際に次男に見せてみると、笑う笑う。動画が終わるまでキャッキャと楽しんでくれました。
これが私が「ピカブーきっずch」を始めるきっかけになりました。
最後に
「ピカブーきっずch」の動画は私の育児の悩みや実体験をベースに作られています。
例えば1歳になっても言葉がなかなか出ない長男に試して効果のあったことを動画にしてみたり、1歳半検診が不安になって、一緒に練習するための動画を作ってみたり。
現在は長男が3歳になり、「ピカブーきっずch」でメインにしているアニメーション動画より、車やヒーローものの実写動画を好むようになってしまった為、Youtubeではまだまだ数の少ない、新生児の赤ちゃんから楽しめる【オノマトペシリーズ】をメインに細々と更新しています。
これからも、赤ちゃん、パパやママの為に更新を続けていきたいと思っておりますので、どうかいいね&チャンネル登録で応援いただけると嬉しいです。